ミジンコブログ

徒然を、不定期で。

お金をあげよう、あげようという人に警戒してしまう。

今朝、夫の親戚筋の方からSMSが入った。

自分が古希を迎えて、保険金が返ってきたのでその一部50万円を私に渡したい、子供の塾代や教育費にあててくれ、というものだ。

 

仰天した。だってうちの息子たちはその方の孫ではない。

関係性としては、その方の甥が夫にあたるのだが、50万じゃ会ったときのお小遣いという範疇をさすがに超えている。

その方自身にもちゃんと孫は4人もいて、うちの息子たちのように親戚筋の未成年者を含めれば計8人。もし皆に同じようなことを言っていたら結構な額ではなかろうか。

 

結論から言うと、夫の電話から断ってもらったのだが、最初にSMS上で「いや、私が受け取るわけにはいきません」と返答した時には「いいのいいの今まで何もしてあげられなかったんだから」で通され、ほんとどうしよう、な感じだった。

 

思えば、一年前に亡くなった祖母がまだ認知症が進む前までそんな感じだった。お金を周りに気前よくバラまくんだよね。

祖母の場合は1000〜1万円の間で、お小遣いとしてちょこちょこちょこちょこ、そっと握らせてくる感じだった。そっと握らすからもう断れない。「え、いやこれ…」と反応する頃には、「いいの!好きなもの買いなさい」みたいな。

ところが厄介なことに、あぶく銭でパーッとバラまいて後腐れなく、というわけじゃなく、祖母はその額面と日にちを逐一きちんとノートに記載していて、その後なにか機嫌が悪くなった時には、「私はあの子にこれだけしてやったのに!あの子はありがとうも何も言わないしお返しもない(言ってるしお返しもしているんだがそこは都合よく忘れる)」ということを『母だけに』ネチネチこぼし、スピーカーの母が黙ってられず私にこぼす、というところまでがワンセットだった。

 

めんどくさい。

 

それを繰り返されたもんだから、姉たちはすっかり貰えるお金を「最初からアテにして」生きるようになってしまって、50歳近くなっても親や親戚に無心している。親は「まったく仕方ないわね!」と文句をさんざんいいながら結局渡してしまう。そして「もうやらない」とかブツブツ言い続ける。そんな悪循環をずっと見てきたので、私は「お金あげるね」にすごく抵抗があるのだ。

 

夫側の親戚はおそらくもっとさっぱりしていているのだと思う。例えば夫の母は、うちの息子たちが生まれたり家を買うとなったりしたときポンと援助をしてくれたのだったが、何も言わなかった。普段は手助けできないしあとは何もしないね、という感じだった。そして、本当にその通りだったので、私は逆に「こんなさっぱりとした世界があったのか…!」という衝撃を受けた。

 

でもせいぜい夫の母どまりでいいよね、という思い。いくら善意しかなくとも、夫の母の姉、という立場の方から大金を受け取るのは荷が重い。

 

しかし複雑な気持ちというか、皮肉な話だなあ。

古希を迎えて、もう自分にお金使いたいというわけじゃないひとにたくさんあって、我々子育て世代は常にカツカツしている。

世の中おかしい。