ミジンコブログ

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小学校高学年向け課題図書「チキン!」を読んだ。

何年も前から言われていて、デイリーポータルZでも言われていたけど、青少年読書感想文コンクールのロゴは、どうみても鼻に棒突っ込んであー、でしかないと思う。

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もとのレリーフはまだ口で笛吹いてるように見えなくもないので、完全に二次元に描き起こした人間の責任だと思う。

 

その人はこのロゴ作成でいくら貰ったのだろう。

 

こないだ同じパート(すごく年上)の方から「ロゴ作ってくれないですか?この原案のラフをもっとリアルにデコレーションした感じで」と聞かれたので「いいですけど報酬はいただけるのでしょうか」と答えたところ、「3000円で…」と言われ丁重にお断りしたことがある私は非常に気になるのです。

 

チキン!の話でした。

次男の宿題のために購入しました。

 

ざっくりいうと、いままで揉め事を避けるように生きてきた主人公男子が「正しいことを言いすぎる」転校生女子に振り回され、いつしか大事なことに気づかされていき、かつその少女も主人公を認めていく、といったストーリーです。

正しいことと思うと空気を読まず突っ込む真中さん、乱暴者で単純な嵐君、噂話大好きなスピーカー本間君、女子グループのボス的存在仙道さんなど、キャラクター付けがわかりやすく、文体もやさしめ、さくさく読める作品でした。

おそらく感想文の要は“チキン!”であった主人公男子の変化と真中さん自身の気づきを、書き手の小学生たちがどう自分たちに絡めていけるかでしょうね。たぶん小学生の時の私ならサラサラ書ける。適当なのを。良し悪しは別として。本音も別として。

 

けど次男はなー…文章書くの苦手なんです。「僕は、この本を読んで、面白かったです。何故ならー…」みたいに書き出して、止まる。なんでもいいから書く、みたいなことができない。

たぶん、面白いか面白くないか真剣に考え出し、あれ?これ面白いっけ?みたいなことになり、加えて普段から妄想でも愚痴でもいいから何かを書くという習慣がないので、こういうときに求められる「感想」やら「意見」やらが、もう全く出なくなるんだろうなあと思います。

あと、無駄にプライド高い。ちょっとでも自分をさらけ出してぶつかる、みたいなのがもう全然できない。

いわゆるこの“チキン!”主人公男子みたいなスタンスなんだけど、本人は絶対認めないだろうな。「みんなこれみよがしなキャラで…ま、嵐君いい奴だし、本間君もかわいいじゃん?」っつってたし、斜め上から見てます文になりそうな気がする。

まっ、読書感想文なんて適当にがんばれ〜(他人事)

 

私自身の感想を言わせて貰えば、タイトルは「チキン!」というより「ヒーロー」ではないか、と思ったということです。真中さんの性格を考えても、主人公に対して頼りなさを感じたとしても「チキン!」ってワード吐くかなー、みたいな、なんかすごく「チキン!」につっかかりました。「チキン!」ていうワードは簡単で耳障りはいいんですけど、小学生女子言います?「チキン!」て。「弱虫!」は古いかもしれないし「マジ卍」とかもやめたほうがいいとは思いますけど、言うかなー、「チキン!」て。まあさ、「ヒーロー」にしちゃうともう陳腐過ぎてダサいのかもしれないけど、でも結局そういう話じゃん?だったらいっそ堂々と「ヒーロー」でいいんじゃないかとか、もうひたすらタイトルへのツッコミだけで原稿用紙を埋めると思います。