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ミジンコブログ

徒然を、不定期で。

夫が、「俺会社の女性にすごい嫌われるんだけど」というので慰める。

人づきあい 夫婦 仕事 女性 考え方
夜、1人晩酌しながらこぼすように言う夫。 

「会社の女の子たちが俺に言うのよ。店長とは結婚したくないわ〜って。別に俺が求婚してるわけじゃないんだよ?なんでわざわざそんなこと言われなきゃならないの」
「わざわざ」
「大事なことは忘れるのに、つまんないことはいつまでも覚えてるって。ふとした時に掘り返してきて、そこが細かくてやだと」
「あるあるw」
「去年の11月からきた30の人もさ、こないだ俺が給湯室のとこいたらやってきて言うのよ。『私、店長のこと大っ嫌いです!』って」
「www何故そこまで嫌われたんだ」
「そいつ真面目な性格でさ、元は全然違う業界にいたんだけど、なんか理想的な営業マンに会って、その人に憧れて営業やろうと入ってきたわけ。でも俺はこういういい加減なタイプだし、なんか許せないらしくてさ」
「あー」
「もっとちゃんとやってください!とか言うわけ。でもさ、俺からすると、そいつ全然仕事できないのよ。営業ならこのへんの物件覚えるとか、このあたりのこと勉強しなきゃっていってるんだけど、そういう覚えなきゃならないことを全然覚えようとしない。俺に言う前にやらなきゃいけないことあるだろうと」
「覚えようとしないのは困るね」
「それに営業はさ、客に合わさなきゃいけないし、逆に客に合わせすぎてもダメなのね。客の要望は聞くけど、その通りにすることが常に正解ってわけじゃない。客があの部屋がいいって言っても、専門家の目から見たらこっちの部屋がいいということもある。だから自分の頭で考えて、時に話を盛ったり逸らしたりってことも必要なの。でもそいつ全然融通きかないの。『私それできません。嘘なんてつけません。決まり以上のことはやれません』の一辺倒でね。そんなん、客だって困るのよ」
「かたいのね」
「かたい。かたいわりに仕事できない。そんで大っ嫌いです言われてもね。俺にしてみれば仕事覚えてくれとしか」
「営業向いてなさそうだねその人…」
「そんでなーぜーか、会社の女性たちの、tarakoへの評価が高い」
「ファ?なんで私が出てくんの」
「店長と結婚生活つづけている奥さんすごいわー。尊敬するわー言われる」
「それ嫌味じゃないのか…」
「違うんだよ。こないだのあの子(相談女)の件もあって、tarakoへの印象がいいらしくて」
「私のことどう伝えてんだよこわい」
「もう俺は好き好き言ってる。でも俺には文句ばっかりなんだよねー。はー」

でも、そうやって上司に素直に文句を言える環境ってすごいよ。
うちのパート先なんて、前回も書いたけどちょっと教え方わかんないからフローチャートを、とか、いま目一杯仕事あってごめんなさい依頼は無理そうですとか言っただけで社長も社員もあの不機嫌ぶりだし、とてもあなたと結婚無理だわとか大嫌いとか言える空気じゃない。常に、男性社員を立てないとピリピリする感じ?立ててくれてる間は優しくするよみたいな偽りの感じ?
だからって結婚したいかそうでないかを本人を前に言うのはビジネスの場で幼稚だけど、何でも言える環境そのものはやっぱりあったほうがよくて、それは夫の性格による影響は大きいんじゃないかな。あなたはすごい!
と、言ってみた。

「なにその、消去法な褒め方…」

あんまり喜ばれなかった。

「でもまあ、あなたはたぶん女子ウケはしないでしょ。初対面から人に失礼だし、悪気ないのはわかるけど失礼だし、いい加減だし有言不実行だし。私も付き合い始めはなんて酷いひとだと思うことがよくあった」
「じゃあなんで結婚したんだ。俺のどこを好きになったんだ」
「えーと、やっぱり本音で接することができるのと、あとね、ずっと一緒にいないと良さがわからないんだよ。あなたは」

うまく言語化できない。

「うーん、確かに会社で1番俺をわかってくれてるのは45歳のずっといるパートのひとかな…」

うんうん。
そうして少数から理解されればいいじゃないか。
「もう若い女はいいよ。俺は落ち着いたひとに会社来て欲しい。なんでかうちにばっか問題児よこしてくんだよ上が。あー」

とかなんとか言いながら、夫は今夜もリビングで寝てしまうのだった。