ミジンコブログ

徒然を、不定期で。

相談女にロックオンされ男の恐ろしさ

夫が例の「相談女」に狙われてからだいぶ経つ。
9月の終わり、「もう異動になるから。そしたらもう関わることはないから」とその場で付き合うのをやめなかった夫は、10月なかば現在、いまだに「相談」という名の深夜までの電話・LINEの拘束をくらっている。

問いただせば「異動したばかりで周りに知り合いもいないだろうから仕方なく」とか「そのうち違う相手見つけて執着するだろうから」とか言う。

…誰か、ぶん殴ってやってくれませんかね。
あ、私が殴ればいいのか。
はー、やだなあ、手が痛くなるから。
ていうか殴って目がさめるならいくらでもやるけど、さめねえんだよこれが。
頼られてる自分、に酔ってんのかなあ。

思えば夫は人を切るみたいなのがまったくできないのである。つけこまれているのがわかっているにもかかわらずである。それは、時には美点かもしれないよ。
でも今回のは本当にダメだ。このままでは、彼は今の職場の女性社員たちに見放されるだろう。

私もさんざん「こういうタイプの女っているんやで。関われば関わるほどアカンからもう手を引きなさい」といろんなサイトを見せてきたが、もうね、私からなに言っても聞き入れてくれないんですよ。「大丈夫。自分は取り込まれてないから」「自分はいざとなれば切ることができるから」って言い張る。ドロッドロに疲れていながらにして。まるで、横になったらすぐに眠ってしまうのに布団に行かず、風呂入ってから寝ると断言してやはりそのままリビングで入眠してしまうときのように。そして気づいていない。私が心配をしている時点ですでに相当家庭もおかしくなっているということに。なにが大丈夫なのだろう。

「いや、もう私が不愉快なんです。あなたのプライベートを削られるというのは、ある程度は仕方ないにしてももう最近は酷い。何にも家族としての時間がない」
「期間限定なんだって!」
「期間限定というのは具体的にいつまで」
「10月…20日ごろかな」
「9月の終わりに、10月入ったらもう関係なくなる言いましたやん」
「引越しが20日ごろなんだよー」
「じゃあ、じゃあさ。仮にさ、そこで引越し完了とする。で、そのあとにそいつから『聞いてください〜(>_<)本当に困ってるんです〜』と連絡が入ったとする。きっぱり断われんの?」
「…」

ほらぁー
きれないじゃーん!

「…もうさ、その子のときだけ、tarakoしかり他の女性社員がつっかかってくんのか、ほんとわかんないんだよね!仮に相手が男でも、こうしてフォローするっつうの!」
「なんで逆ギレすんだよ。その態度でこっちを納得させられると思ってんの?」
「あまりに…あまりにこっちの事情をわかってもらえないので逆ギレしましたすいません」
「事情はわかってるけど、異動した社員相手に1ヶ月近くもフォローする必要があるのか?プライベート削って?時間と労力の無駄では?」
「そこにロスタイムがあるのは否めないけど、あくまでロスタイムだから、そこまで詰められる事なのかはわからないし、無駄だからやらないと言う立場にもない」
「そのために家族はずっと後回しなのか」
「それは申し訳ないとしか言いようがない。もとが嫉妬から来ているのなら、全て俺のせいだし、ただ何度も言うけど、いつもじゃ無く、期間限定だから!」

し、し、嫉妬〜〜??

どうしよう憤死しそう。
なんか、ひっぱりだこの俺って罪深いみたいな話になってる。なんなんだ??
なんとか冷静さを保とうと私は炭酸水を飲む。
「…あのね、信頼性の問題なんだよ。あなたは、遅くなるのに連絡ひとつよこさず、あとからしれっと『そんなに時間かかると思わなかった〜』とかなんとか悪びれずに言って、約束を何度も破ってきた前科がある。そして、今回も何だかんだと最初に言った期限を延ばしてしまった。そもそもやってきたことのツケがある。逆ギレできる立場にないんだよ」
「はい。ごめんなさい。それは、本当に申し訳ないです」
「切れんのね」
「それはもう、大丈夫です」

普段から誠実な言動一致を心がけていれば、私含め、他の社員たちも、もっとはやく納得させることができるんじゃないのか。
なぜ、普段の自分のふるまいから、期間限定だから!ちゃんと切るから!信じて!と言えてしまうのだろう。
本当に不思議だ。
恐ろしいのは相談女そのものではなく、そういうのを無秩序に受け入れてしまう側にあるのかもしれない。