ミジンコブログ

徒然を、不定期で。

ところ天の助とか田楽マンにしかなれん親もいる。

育児の話を、ちょっと無理くりボボボーボ・ボーボボにつなげてみる。

ボボボーボ・ボーボボ (1) (ジャンプ・コミックス)

ボボボーボ・ボーボボ (1) (ジャンプ・コミックス)

 

先日、ようやくボボボーボ・ボーボボ全21巻を読み終わりました。

これがね、正直、キツかったんですよ。私には。

まず、ストーリーというストーリーがあるわけじゃなく(全然無いってわけじゃないけど)

不条理ともいえる怒濤のギャグがバトルの勝利につながるわけじゃないですか。

途中で、なんだかわからなくなってくる。

疲れて中断。

再開。

どこを読んでたかわからなくなる。

前の巻あたりからまた読み始める。

なんだかわからなくなってくる(以下ループ)。

 

16巻あたりを何度読み返したかわかりません。

スイスイ読み終わる息子たちと乖離するボーボボネタの数々。

糞ッ 絶対読み切ってやる!

最後の方はちょっと意地で読んでた感じです。

 

ご存じない方にざっくり説明すると、要は、毛の王国出身者のボーボボが毛狩りをするマルハーゲ帝国を打ち倒す、そんな話です。

格闘の強い弱いというよりも「どれだけハジケ(ふざけ)ているか」がバトルのキモなので、基本、最終的にいっつもボーボボが勝ちます。

どれだけボーボボが外道で鬼畜な手段を用いたとしてもです。

「外道は結局痛い目に合う→スッキリ」なんてことを期待して読むと梯子を外されます。

そこが、読んでて疲れる理由でもあります。

 

私はこういう状態が、『育児話をするネット界隈』にも通じるところがあると感じてます。

マルハーゲ帝国のようなトンデモな、しかも他者に対して圧迫を与えるクラスタは子育ての界隈にもあって、それに対して声の大きい人、発言力のある人、いわゆるボーボボ首領パッチ的な人たちが何かを言い、話題になることがあります。

一見、救世主的なのでトンデモに苦しめられたことのある人からもてはやされ、多くのブクマがつきます。私も「言わないより言った方がいいじゃないか」と思うので支持することもあります。でも、ボーボボ首領パッチがいつもいつも自分の味方とは限らないし、信奉しすぎて周りが見えなくなるとまたトンデモのはじまりになってしまいます。

いっぽう、ところ天の助や田楽マンは、仲間はずれにされやすいサブキャラです。元敵キャラだったというのもありますが、元敵キャラで現仲間、みたいなジャンプのお約束の中にあっても、彼らは『鉄クズのうんこバッチ』ランク扱いなのです。

当然、彼らが何か言っても、基本無視されます。実際、役に立たないくだらないことしかやらなかったりもしますが。

ボーボボで言うと自分は何になるのかっていったら、やっぱりどう考えてもそっちなんですよね。

たとえものすごい承認が得られるのはボーボボ首領パッチというキャラだよ、ということが頭でわかっていても、そうはなれないし、なりたくない。かといってビュティのように手を汚すこと無くヒロインでい続け、ツッコミ続けるキャラにもなれそうにない。天の助が愛する「ぬ」のハンカチ(=自分の趣味)は人から見れば糞の役に立たないアイテムだし、田楽マンはいつまでたっても友達ができないのに。

 

ただ私は、そうしたネット界隈やボーボボの世界観を否定したいわけではなく、そういう、「人に振り返られもしないようなキャラ」が、それでもなるべく卑屈にならずに子育てしていくためには、天の助のナルシシズムや、田楽マンのひとりよがりっぷりに見習うところがあるんじゃないかと思ってます。

それが、「子育てに酔う」ことかもしれません。子育てしてる自分すげー、自分やるなあ。自分もしかして結構デキるやつじゃん?

それは人から見ればくだらない、あるいは気持ちの悪い状態かもしれませんが、「ただしつけもの、テメーはだめだ」と言われても再び登場できるメンタルの強さは本当に必要に思います。

 

って最後つけものの話になってるー