ミジンコブログ

徒然を、不定期で。

思い出のマーニー見た。

夫とは映画の趣味があんまり合わないのだけど、ジブリは好き、というのだけは昔から共通しているので(初デートがホーホケキョとなりの山田くん)、久しぶりのナイトデートは思い出のマーニーに決めました。

開始5分で杏奈、私の心をわしづかんだよ。コミュ障的だよ。周りの人間に苛ついて、自分を出そうとすれば攻撃的になってしまう子だよ。そんな自分が嫌いと悩むよ。本当は素直ないつものジブリ少女なんだろうとわかっていてもやっぱり共感してしまうよ!

そして景色。曇っている。ピーカン青空というよりは曇り空の似合う湿っ地屋敷。なんて綺麗なんだろう。少し病的な匂いすらするのに惹かれてやまない。パヤオさんは瀬戸内海って言ったそうだけど北海道で大正解だとおもうよ!

マーニーはもうね、ちょっと卑怯なくらいの存在だよ。マーニーかわいいもん。かわいすぎるだろ。そんなマーニーからニコッとされてギュッと手を握られたらころっといくわそりゃ。マーニーがマーニーじゃなくて、ノブ子だったら杏奈はすぐ心を開いただろうかとか考えてしまうよ。
(でもノブ子ってすごい。杏奈にああ言われてああ返すなんて只者じゃない)

そんな美しく優しいマーニーと杏奈の2ショットをさんざん映像で流されてるせいか、この物語はひょっとすると2人の少女のちょっと友情をこえた感情を扱う話なのかしらと疑う心があったのは否めない。でもそういう大人の下世話な勘ぐりをスパーンと跳ね飛ばし、物語は美しく展開する。音楽も素晴らしかった。

しかし私がボロボロ泣いたとか言ったところで安くなるだけだ。未見の方はあとはマーニーを見て聞いて浸っていただきたい。あとさやか超いい子。さやかのにいちゃんもいい子。あー友達ほしいな!そんな気分にしてくれる映画ですよ。