ミジンコブログ

アラフォー 子2人 猫 仕事

自分の子供がいじめの加害者になったとき・1

すごく嫌な話をする。できれば書きたくない話だ。
我が家に来たばかりの子猫の写真だけアップできたら、なんて幸せそうに見えるだろう。
だが現実はそううまいことばかりじゃない。そういうことも、書いておきたい。

力の抜けた話しか見たくない人はUターンをおすすめする。

今年の2月始め、うちにクラスメイトの女の子の母親がやってきた。

はじめに長男が呼ばれ、応対していた。なんだか長男が必死に喋っているのが家の中から見えた。そして私が呼ばれた。

「長男君がうちの娘に嫌がらせするの、やめてもらえます?」

まったく寝耳に水の話だった。私は、全然知らなかった。

「すみません、まったく事情がわからないので…どういうことですか?」

「お宅の長男君が、ずっとうちの娘に嫌がらせしていたんです。娘も黙っていたんで私が知ったのは昨年の10月ごろですが、始まったのは5月ごろからだそうです。先生に言って注意してもらって、やめたって話だったのに、まだやんでないと。うちの子最近学校に遅刻気味で注意を受けたんです。私も働いているんで朝は先に出ちゃうので知らなかったの。問い詰めたら学校行きたくないって。嫌がらせを受けるからって」

「嫌がらせ…はどういうものですか」

「無視とか、机をわざと離すとか、ひどいことを言ったり。この前クラスの⚫︎⚫︎君が転校してお別れ会したじゃないですか。そのときに『お前も引っ越せばいいのに』って言ってきたみたいですよ。長男君だけではないみたいですけど。○○君と、◻︎◻︎君と、あと△△君だっけ?」

「ぼくは!そんなこと言ってません!引っ越せばとかなんて言ってません!」

長男がこの時半泣き状態で抗議した。
私は聞いた。

「じゃあ、無視したり机を離したりはしたの?」

「…」

「したんだ」

ものすごいショックだった。言葉が出なかった。

クラスメイトの母親はヒートアップしていく。

「引っ越せばなんて簡単に言ってくれますけど、じゃあそっちが引っ越してもらえませんかって話ですよ。主人も本当に怒っているんです。私あの子の日記ノート読んでしまったんですけど、もうね、しにたいってたくさん書いてありました。長男君の名前も書いてあるんですよ!」

「大変申し訳ありませんでした…」

頭を垂れるしかなかった。とにかく謝罪の言葉を繰り返した。

長男は泣きながら「引っ越せばは言ってない」の一点張り。でも他の罪は認めた。真っ黒だ。

最終的に、長男と一緒になって嫌がらせをしていた他の数人の男の子たちとは関係を切り、2度とそんなことはさせないということでその場は帰っていただいた。

長男は家に戻ると一点を見つめて呆然としていた。だが話はこれからである。

「昨年の5月って言っていたね。5年生になってすぐから、今までずっと?そんなことをして、家ではまるでそんなことしてないかのように振舞って黙っていたんだ…どういうことなのこれは」

長男はなかなか喋ろうとしなかった。だんまりを決め込み、ただ時が過ぎるのを待っているかのようだった。

「悪いけど何時間経とうがやめる気はないよ。ちゃんと話が終わるまでは」

そうしてぽつぽつ話だした長男の話を総合すると

・自分と数人の男の子たちが、彼女が好きじゃない、という話になった。
・だれからともなく、嫌がらせが始まった。
・止めようとしてくれた子もいた。だがやめられなかった。

長男の口ぶりはそこかしこに「なぜ自分だけが怒られるのか?」「自分よりひどいことをしたやつもいる」「引っ越せは本当にいってない」などの自己保身が見られた。そのたびに私は激昂した。こいつ、自分のどこが悪いかわかってない。そのくせ、私に知られたらこうして怒られるのはわかっていた。だから今まで隠し続けたのだ。卑劣である。本当に許せない。

私は長男にたいしてこんこんと、そしてきつく叱ったが、まだ終わりじゃないしやるべきことはあった。担任への連絡である。

クラスメイトの母親は、昨年10月に先生に相談したと言っていた。ならば担任は知っていたはずである。どうして言ってくれなかったのか、聞く必要があった。

私は学校に電話をした。

担任は若い男性教師で、私のパート先の社長いわく、「とてもやる気のある、いい先生」である。しかしこのときの私にはなぜ言ってくれなかったのか、一抹の不信感があった。

続きは明日書きます。