ミジンコブログ

アラフォー 子2人 猫 仕事

前回の話の、その後

次男への同クラスの女の子たちからの『口撃』は、
席替えによりぱったりやんだそうだ。
でもまあ、先生がその子たちにどういった指導をしたのかまで聞こえてこないので、
(指導したんだろうけど、その子たちが理解したのか、わからない)
次にその子たちの隣席になった子が新たにターゲットになる可能性はなきにしもあらず。
問題としては完全解決というわけではないだろう。
でも早めに動いてよかった、と思っている。
 

で、大津市のいじめの問題とかがあって
世間的には一時的に敏感な状態になってるわけだけど。
これがまた一時的なんだよね。やだね。
大騒ぎになるから今まで隠れていた問題も浮上したりして、
それはいいことだと思う。が、いつも一時的。
子育てしんどい、って話も、ホントいつも一時的に盛りあがんだけどね。
いっつも一時的なんだよ。ほんとやだね。
この、消費されてますよ感。
それでも親として、定期的に、たとえ消費で終わるにしても、
話題に上ってくれないとって、思うのだけども。
 
うちの場合、まだ小学一年生でよかったけどね。今度の、中学生だよ。
中学生のあのドロッドロした、いや〜な感じを、
――――――あの自分の中学生のころを思い出すと、
とても簡単に解決なんて出来ないだろうって、思ってしまう。
私はとにかく地味な生徒で、いじめられることもいじられることもほぼない、
なるべく空気のような透明な存在で過ごしていたけど、
それでも中学の空気はほんとうにほんとうに嫌いだった。
 
ちょっと寒いとき制服の上にグレーのトレーナーを着ていっただけでも、
後ろから硬いバレーボールを背中にぶつけてくる集団とかがいた。
私はすぐにそれを、「おめーみたいな地味なブスが目立つことしてくんなボケ」
っていうメッセージなんだろうなーって、受け取った。
そのとき、トレーナーを着ることができるのは“目立つことを許された”人間だけだったから。
そういうのが嫌だった。誰が許してんだよって。
私は表立ってそういうやつらとタイマンはって反抗することは無かったけど、
こういう連中と、同じ空気を吸ってるのが心底嫌だった。
だからそういうやつを「いないもの」として乗り切るしかなかった。
たぶん彼らも、私の侮蔑の視線を受け取ってたんだろう。
それ以上のことがなかったからまだよかった。
 
そんな私が、母親になって。
ほんで学校の役員とかにもなって。
子供にもいろんな話するけど、
もうね、生まれたときから性格ってそれぞれ違うから
とおりいっぺんに「いじめはよくないよね。やめましょう」なんてね、通用しないよ。
いじめから逃れるにはどうするか、とか、
いじめっ子にしないためには、とか、頭のいいいろんな人が言ってることも
ほとんど通用しない。
ネットでの意見なんて、本当に頭でっかちだよね。
「どうすればいじめはなくなるか」なんて次元で論を飛ばしてても、何の意味も無いのに。
かといって、「いじめはなくならないよ」なんてしたり顔で言うのも無責任極まりない。
いじめが起こったら、向き合わなきゃならない。
なくならなくても。終わらなくても。
 
うちの子供たちの性格でいうと、
長男は「やるほう」、で次男は「やられるほう」なのね。
家でもしょっちゅう、長男がいらんちょっかいをだしたりからかったりして、
次男がそのうちギャー!!ってすごい声を出してキレる。
もう、それが繰り返されすぎて、たとえ長男が本当に何の意図もなく
ただちょっとぶつかっちゃっただけでも「もうさわんないで!!」って
次男がすごい剣幕でいきなり怒鳴りつけたりすることもある。
これはまだ、普段の兄弟の間に仲良く遊んでる関係があって、
次男が「嫌だ」という態度を全力で示せるからいいんだけど
ようはこの積み重ねた関係の上ではじめて成り立つようなものが
すっ飛ばされて、一方のからかい、おふざけ→相手が嫌といえない状態、となったものが
いじめになるのだと思うの。
 
兄弟間で揉めたとき、どうにも収拾つかなくなったときは
私が出向いてって話を聞いたり諌めたりするんだけども
私自身が長男のような「ひとをからかって楽しむ」という性質があんまりないので
やはり長男を責めがちなんだよね。
「どういうふうに物をいったら相手が怒るか、傷つくか」を説いても、
長男は表面は「ごめんなさい」なんつってしおらしくするんだけど
やはり心からの納得はしていないのだと思う。だから再び繰り返す。
夫は逆に長男をとことんからかったりして最後に「どう?嫌でしょ?弟にやってることだよ」
とか言ったりすんだけど
なんかそれもどーだかなー、って手法である。
(からかって楽しむのはアンタ由来か、というと夫は「ホント申し訳ない」とかいうんだが)
鬼子母神みたいな話が通用するのも、また、お話の中だけなのだ。
現実の子育てはこうするからこう反応が来る、なんてプログラムのようにはいかない。
 
もうこうなると、私にできるのは普段からこんこんと説くのと
やはりまたこういうことが起きたときにビシッと叱ることだけなのだ。
あとは長男自身が、どういうときにこういうことを言ったら次男を怒らせ、傷つけるかということを
心の底から学んでくれるのを待つだけなのだ。
そしてできれば、次男にも煽り耐性をつけてもらいたいなと思うのよね。
我慢ならないと思えば反撃してくれていいと思う。
ただ、「ギャー!!」ではなく、長男がぐっと押し黙るような言い方で返してくれたらな・・・
 
こっちも、次男の成長を待つしか、ない。