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高齢者たち

先日、母から電話があって、祖母についての(愚痴めいた)話を聞いた。
祖母は92歳で認知症なのだが、自分の名前住所はハッキリ言えるし
外面がよく一見、“シャンとしている”。
文句や被害妄想的な言動はすべて母に向く。
 
「こないだ、(私の次男)くんの発表会にみんなで見に行ったでしょう。
 そのときにあなたの隣に座ったおばあちゃんが話をしてたって言うんだけど
 あなた、『今まで私がおばあちゃんのためにしてあげたことを忘れないでね』
 なんて言ってないよね。
 そんなことを言われた!どういう意味だ!って言い張ってるんだけど」
  

もちろん私は言っていない。
そんなことを言うはずがない。
わざわざ母から確認されなきゃならないってのがなんかもう情けない。
 
母も母で、長年祖母の君臨のもと生活してきたためか、祖母が
“すでに認知症で被害妄想的になっている”のを頭で理解している筈にもかかわらず
祖母の言うことをまず真に受けようとするのだから厄介だ。
 
「目が見えない、って言い張るから眼科に連れて行って、
 手術もして、でもよくならないから眼鏡屋でメガネも作って、
 それでも見えないっていうからこうこうこうだよ、って言い聞かせるんだけど
 納得できないみたいだからお医者さんに連れてって説明してもらって」
 
と、くどくど正当性を主張しようとする。
認知症の人に理詰めで納得させようとしたり
否定すんのはまずいんじゃなかったっけか。
自分の自己満足でそうするんだ、っていうならわからないでもないけど。
しかし母は、どんなときも「私がそうしたいと思ったからそうした」と言わず
「おばあちゃんがいうから〜」とか
「お父さんがそうしろっていうから〜」という理由で行動しようとする。
なんか、同じ道をたどりそうだなあ。
 
 
『私がさんざんおばあちゃんにいろいろしてあげたこと、忘れないでね」
というのはおそらく、祖母自身の自己投影だと私は考えている。
祖母が、私に対してさんざんお金をくれたことをもっと感謝しろ、ということだ。
(まあそれは祖母が認知症になる前からのいつものことだ)
 
今更祖母を説得する必要はないので
私がゲスいことを言ったことにしてくれてもぜんぜんいいのだが
母自身が私を信じていないことに脱力するわ。
 
 
加えて母は「万が一おばあちゃんより私が先に死んじゃったら
おばあちゃんの遺産がお父さんに行くことはなく、
孫のあなたたち(私と姉二人)に行くことになるらしいの。
実質おばあちゃんを病院に連れて行ったり
迎えに行ったりしてくれたのはお父さんなんだから、遺産は放棄してよね」
と言った。
 
私は「うんわかった。放棄するよ」と言った。当然だと思った。
すると「そうよね。でもお姉ちゃんは『え?マンションのローンにあてようと思ったのに』なんていったもんだから、お父さん怒っちゃってね〜」
と母は言った。
私も閉口してしまった。
あとで夫は「それいくらなんでも冗談じゃないの・・・」などといったが
そういう冗談を言う家庭じゃないのだ。私の実家の連中は。
 
 
ままならんわ。