ミジンコブログ

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私の思いがけない休日

年末、夫は会社の同僚とサイパンに行ってしまい、
(出張とかじゃないよ、バカンスだよ!)
はー、また子供とずっとインドア冬休みか〜、などと諦めていたのだが
幸いにも私の父が仮面ライダーのおもちゃを持って訪れ、
帰る際に子供たちがついていく!と言い張ったので
「じゃあ30日まで預かるよ」と実家に連れて行ってくれたのだった。
 

実質、2日とちょっと、私は1人となったのである。
モーモンはいるけど)


やった。
やったぞカカロット――――――!
  
 
これは、すごくすごく大きな時間だった。
予期してなかった、突然の自由に、舞い上がらないはずがあろうか。
 
 
テンションが上がりすぎ、その日は夜までずっと
「束の間のフリーダム」という曲を作曲し、ギターを弾いていた。
(今聞くと録音状態がひどくて聞けたもんじゃない)
 
次の日、私は学生時代からの友人に会いに行く約束を2件取りつけ、
茨城と都内に行ってきた。つくばエクスプレス初乗り!
普段の自分から考えるとこれはもうえらいアクティブな行動である。
ホント、突然のお伺いに快諾してくれた友人たちには感謝しきりだ。
あと父な!
 
 
一件めの、茨城の友人は昨年子供が生まれて、
その女の子はようやくおすわりができたころだった。
私と友人が話をしていても、ずっと隣でおとなしく座っている。
でもやっぱり大変なときはあって、「うわぁぁぁ!」となることがよくあると言っていた。
まだ言ったって赤ん坊にはわからないだろうことはわかっていても怒鳴ってしまうとか
何をやっても泣き止まないときに呆然としてしまうとか。
私は深く深くうなずいた。
その友人に、「今振り返ると(赤ちゃんのころは)どう?」と聞かれた。
 
 
私は、暗ーい、トンネルをずっともがいてるような感じだったと答えた。
なんかもういろいろ精神状態が大変すぎて、具体的なことをあまり思い出せないんだ・・・と。
思い出そうとすると、もうドロドロぐちゃぐちゃで、これからまだまだ頑張ろうっていう友人にはとても言えないことばかりだったので、あんまりいうのはやめた。
 
どんなふうにして乗り切ってきたの?とも聞かれたので、
私は「・・・仮面ライダーがいたからなんとかやってこれたのかもしれない」と答えた。
冗談じゃなく、夫や親の助けもあまり期待できず、ママ友という存在もあまりなかったあのころの私には、
自分も子供も夢中になれた仮面ライダーというコンテンツがなければ
何かが壊れてもおかしくなかったとさえ思う。
 
そして、こんな私にも「気晴らしに一緒に遊びに行こうよ」といってくれた女性がいた。
その人は夫の前の会社で同僚だった人で、6つくらい年上のシングルマザーだった。
飲み会で夫が私のことを喋ったのだろう、心配して電話をかけてくれたのが最初だ。
すごく気の強そうな人だという印象はあったけど、私にはすごく優しかった。
その人とそのお子さんとは水族館とか映画とかカラオケとか、
結局3〜4回くらいしか遊べなかったけど、気にかけてくれたことは本当に嬉しかったし、すごく救われた気がした。
私のママ友経験つったら、ホントそれくらいだと思う。
 
 
友人はよっぽど私よりコミュ力の高い人なので、ママ友サークルなどに入って
愚痴りあったりすることで気晴らしをしているらしい。
きっと大丈夫だ。
 
 
二件め、独身の友人とは都内の居酒屋で会った。
中学時代からの付き合いがある友人だ。
私はほとんどお酒が飲めないので、お互いちっさなコップに一杯だけのビールでキムチとおでんをつつきあった。
猫の話とか、日常のとりとめのない話をしたり、
市ヶ谷から飯田橋まで歩いたり。 
テンション低ーいまんまで付き合える、ホント貴重な友人との時間だった。


思いがけない私の休日は、正直サイパンよりずっと充実していたと思っている。
負け惜しみじゃないんだぜ。 
 
 
夫は、モーモンと戯れる私を見て「驚くほど顔が穏やかになった」という。
今の私はトンネルを抜けたような精神状態にあるのだろうか?
次のトンネルにたどりつくのはいつかわからないけど、
まだまだ終わったわけではないからね・・・
あんまり腑抜けないようにしたいところですわな。