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ミジンコブログ

徒然を、不定期で。

昨夜放送のカンブリア宮殿

村上龍がそんなに好きじゃない、のであんまり見てないのだが、
昨日たまたまカンブリア宮殿をまるまる見た。

エーワン精密創業者である、梅原勝彦氏(うめはら・かつひこ)氏
がゲスト。
サービス残業なく、解雇もなく、
社員がそれぞれ満足のいく給料とボーナスをもらい
それでいて40年にもわたって売上高経常利益率35%以上を
あげている、その秘密とは――――――って内容で。


サービス残業当たり前(週20時間以上)で
私が言っちゃなんだけど薄給、低ボーナスで、
当然人が3年もいつかないような夫の会社に比べ・・・嗚呼
比べちゃいかんのだろうけど、ほんと違う世界の話を聞くようだった。
経営者でもなんでもない、私のようなクソ主婦が聞いても
胸の奥が熱くなった。


それでも、前に勤めていたところよりはマシ、という意味で
夫は今の会社にもう5年ほど勤めている。
前勤めていたところは、本当酷くて、
社員に捨てカンといわれる違法行為を平気でさせるとこだったんで、
夫を警察に迎えに行ったこともある。
当時2歳くらいの長男を連れて夜電車に乗りながら、
なんともいえない暗い気持ちだったのを覚えている。
(で、ついてみるとおまわりさんと比較的楽しそうに
 おしゃべりしてる夫を見て、また暗澹たる気持ちだった)
その前の会社も、業界は違ったがまあ似たような感じだった。


不思議と、そういう怪しい会社になればなるほど
飲み会で上司が持論を(酔っ払いながら)熱く語りだすことが多い。


いかに自分が仕事に対して真摯な姿勢で取り組んできたか。
仕事とは何か。
それを支える妻とはどうあるべきか。


などなど、一見もっともらしいことをおっしゃるのだが
付き添いの私の頭にはいつも何も残らなかった。
普段は温厚なのに、酔っ払って日ごろのストレスのたまった夫の
口のききかたが、どんどん意地悪く、ねちっこくなっていくのを
憂えるばかりだった。
私にとってはそのとき、ただ、会社というものは
夫を必要以上に労働に駆り立て、疲弊させ、
息子から父親との時間を奪っているようにしか見えなかったから。
そしてそのことに対して、夫は疑問を抱かずだんだんと
順応していくのがやっぱりわからなかった。


昨夜のカンブリア宮殿を、夫も一緒に見ていたのだが
「なんで俺はこんなに働いてるのに給料が少ないんだろう」
とさすがに落ち込んだそぶりを見せていた。
それでも彼は今日も会社に行っている。
そして最近では、飲み会時に悩める自分の後輩にたいして
酔っ払って長々と熱く語っているとか・・・
なにそのループ。